DIARY

i traveled to Zushi.

引きこもりがちな私を散歩させようと、両親に逗子に連れていかれました。

旅の方法は「葉山女子旅きっぷ」というものを使って、それ以外お金をかけずに日帰りしてしまうという何ともケチケチした旅行です。この葉山女子旅きっぷというものが優れもので、発駅~新逗子駅間の電車乗車券+京急バス乗車券(フリー区間のみ)+選べるごはん券+選べるごほうび券が一緒になった、おトクなきっぷなんです。

女子旅きっぷとは言っても、女性限定のきっぷではありません。男性も購入することが出来ます。

さて、早速出発しましょう。

私たちは京急線が通っている横浜駅まで別線の電車に乗り、横浜駅からは葉山女子旅きっぷを購入して新逗子まで行きました。

横浜からなので3,300円でした。

私は人生初の京急線ということで、あの有名な「ダァシェリエス」が聞けるかどうかワクワクしていたのですが、電車のアナウンスは終始女性であり、はっきりと「ドアが閉まります」と発音されていたので、ちょっとしょんぼりしてしまいました(なんでだ)。

さて、新逗子駅に到着です。

海街ならではのけだるさと太陽の光と潮風を感じながら、まずは駅目の前にある亀岡八幡宮に行きました。

狛犬ではなく、亀が阿吽の口の形をしています。

境内には別の萬榮稲荷大明神(まんえいいなりだいみょうじん)があり、幟が多数立てられていました。

まるで異世界へ連れて行ってくれるかのような両脇の赤いのぼりと、お供えされた小さな狐たちが印象的でした。

わたしは病気治癒と未来の伴侶と出会えることを祈願いたしました。

お腹がすいたので亀岡八幡宮目の前にあるカレー屋「matchpoint」にお邪魔しました。

「matchpoint」は葉山女子旅きっぷの加盟店です。ここで、先程手に入れたごはん券を渡せば、カレーと好きなドリンクを頼めます。私はビーフカレーを選択しました。

本当はカレーの写真を撮りたかったのですが、お腹がすきすぎて撮るのを忘れてしまったのと、カレーは結局写真映えがしないという理由で、食事の写真がありません。ごめんなさい。

続いて海を見るために、森戸神社までバスで向かいました。15分くらいでしょうか。これまた鳥居が何体もある大きな神社が見えてきました。

縁結びの神社ということで、あなたには丁度いいわね、なんて私をからかってくる母。

悔しいですが事実ですので言い返せません。チキショー、再来年までに「名探偵コナン」に出てくる赤井秀一と、「乙嫁語り」に出てくるアゼルさんを足して2で割ったような、とびっきりいい男つかまえて結婚してやるんだから!!(長い)

神社の境内を抜けると、辺り一面海でした。非常に波も穏やかで天気も良く、海遊びには最適な環境でした。

海ってどうして人の心を落ち着けさせる不思議な力があるんでしょう。思わず足元に無数にある大きな石を見つけては、水切りして夢中で遊んでしまいました。

この時ばかりは、私がクビになって傷心中である、ということも忘れてしまいました。

しばらく家族と一緒に海で遊んだあとは、いよいよおみやげを購入してフィニッシュです。今回はきっぷが3人分あるので、ごほうび券(つまりおみやげ券)も3枚あるのでした。

父はおみやげとして、まよわず葉山コロッケセットを購入していましたが、わたしは特にほしいものはなかったので、母に選択を委ねました。すると母はMARINA PLAZAで売られている、泉屋東京店のホームメイドクッキーが食べたいというので、森戸神社からMARINA PLAZAまで歩きました(結構歩いた)。

逗子を散歩してみて思ったのですが、逗子・葉山エリアにはいい車が本当に多い。外車なんて山ほどありましたし、スポーツカーのようなものに乗っている方もいらっしゃいました。やはり日本屈指の別荘地だから、おかねもてぃーが多いのかしら。

サーファー向けに外でシャワーを浴びられる施設を備えたカフェも多く、土地柄だなあと思いながら、最後にミサキドーナツで美味しそうなドーナツを3個選んで無事帰宅―――――と思いきや!

あれ?!!ドーナツがない!!!

JRに乗ったときに、確かに母からドーナツの袋を受け取った記憶はあるのですが、電車から降りた時にはドーナツの袋がきれいさっぱり消えていたのです!

でもおかしな話なんです。JRに乗っているときは座席が2つしか空かなかったので、私と母で座り、父は私の目の前に立っていました。わたしは座っているときにドーナツの袋を下げていたのですが、真下に落としていたならば何かしら落ちた音がするはずですし、降車する際、立ち上がって歩き出した拍子にドーナツの袋を蹴ってしまうなどして気づきそうではありませんか。それなのに私も、私の目の前に立っていた父も一切ドーナツを落としたことに気づかず電車を降りてしまうとは。

そう、これではまるで神隠しのよう―――――。

すると母がおもむろにこう言いだしました。

「ああ、ドーナツは揚げ物だったわね。今日稲荷神社にお参りしたから、揚げ物好きなお稲荷さんがきっと持って行ったのよ。」と。

非科学的な話ではありますが、それでもすんなり納得してしまうほどには、その説が信憑性を帯びていたのです。確かに、家族3人でドーナツもちょうど3個。お狐様にお供えしたと考えれば、悪くはありませんね。わたしの願い、聞き入れてもらえたのかしら。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。