わたしは職業柄、様々なガジェット及び通信機器を利用しております。
特に自分が若者だからとかそういうのは気にしたことがないのですが、それでも年上世代の方から見ると色々なサービスおよび製品を使用しているように見えるようです。
わたしの基本のガジェットは
・ノートパソコン(NECのPC-NM750MAW-E1)
・iPhoneSE
・Wi-Fiルーター(UQWiMAX)
この3種類です。
こちらにiPadも加えたいのですが、金銭的問題により延期しております。(iPadでは絵を描きたい)
本日は格安スマホについての記事です。
ガラケーからスマホに切り替えて使い始めてみたけど、月額使用料が思っていた以上に高くて大変!という方はいらっしゃいませんか?
近年、家計の支出で通信費の占める割合が年々高くなってきています。こちらはもちろんパソコンでのWiFiの月額使用料、それにスマホなどの端末使用料がメインとして挙げられますが、通信料は工夫しないと上限なく高くなっていきます。
わたしも、とあるキャリアでスマホを契約していた時は、使用料金が、毎月13,000円にかかっていました。ところが格安スマホに切り替えた今となっては、月額使用料が4,000円台に収められています。約3分の1です。これは乗り換えないわけにはいかないでしょう。本日は、キャリアや格安スマホについて初心者向けにご紹介したいと思います。
Contents
キャリアって何?キャリアウーマンのこと?
固定電話・携帯電話などの通信サービス(回線)を提供している通信業者のことです。電話機そのものを作っているのはメーカーと呼びます。
ここでいうキャリアは、経歴などを意味する「career」ではなく、「運び手=carrier」が語源とされています。情報が載った無線電波を「キャリア・ウエーヴ」(carrier wave)と呼ぶことも、携帯電話会社がキャリアと称されるようになった要因だといわれています。
キャリアは主に以下の3社が挙げられます。
★NTT DOCOMO(エヌ・ティー・ティー・ドコモ)
不動の業界No.1。1968年(昭和43年)7月1日に、日本電信電話公社が移動体通信サービスポケットベルを開始した事がNTTドコモの起源となる。電電公社民営化後の1990年(平成2年)2月に、日本国政府の措置として日本電信電話株式会社から「移動体通信業務の分離」が決定し、1991年(平成3年)8月14日に「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」が設立、1993年(平成5年)7月の分社化とともに「NTTドコモ」のブランドでサービスを行なっている。
★au(エーユー)
前身は日本移動通信(IDO、イドー)とDDIセルラー系地域会社。この両グループで自動車電話、携帯電話事業を展開してきた。IDOが関東・東海/甲信地方を担当し、これ以外の地方(北海道・東北・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)をDDIセルラーグループが担当していた。
日本の移動体通信分野において強大なシェアを誇るNTTドコモグループに対抗するため、2000年(平成12年)7月1日に両グループのブランドを「au」(エーユー)に一本化後、同年10月にDDI(存続会社)、KDD、IDOの3社が合併して「KDDI」発足。
★SoftBank(ソフトバンク)
会社組織上の原点は、日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化するのに先立ち、1986年に国鉄の鉄道電話事業の継承を目的として設立された鉄道通信株式会社(JR通信)である。その後、1989年に旧国鉄が新電電子会社として設立した日本テレコムを吸収合併し、JR通信は日本テレコム(2代目)へ改称した。
1997年からデジタルホン・デジタルツーカーの共通のブランドとしてJ-PHONE(ジェイフォン)を制定。
2001年10月、日本テレコムおよびジェイフォンはボーダフォングループとなった。
2004年7月30日付でソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)が日本テレコムを買収。
2006年10月1日をもってボーダフォン日本法人はソフトバンクモバイル、日本テレコムはソフトバンクテレコムへ社名を変更した。
2015年4月1日付で、ソフトバンクモバイルがソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム(ソフトバンクテレコム販売と逆さ合併した2代目)、ワイモバイルを吸収合併。
2015年7月1日付で、持株会社のソフトバンクが「ソフトバンクグループ株式会社」に商号変更すると同時に、ソフトバンクモバイルが商号を承継し、(新)「ソフトバンク株式会社」となった。
ドコモ・au・ソフトバンクの三つを合わせて『三大キャリア』と呼びます。
携帯電話・PHSの黎明期(90年代)~普及期(00年代前半)には数多くのキャリアが存在したものの、今や三大キャリアに統一されたと言っても差し支えないでしょう。
そもそも格安スマホって何?なんで安いの?
格安スマホを提供しているのは、キャリアではなく、「MVNO=仮想移動体通信事業者」という業者です。
MVNOは自社で通信回線を持たず、ドコモなどのキャリアから回線を借りて通信サービスを提供しているのです。
主なMVNOは楽天モバイル、LINEモバイル、Y!mobile、UQmobileあたりでしょうか。
キャリアと直接スマホを契約するより、MVNOの提供する格安スマホの方がはるかに月額使用料が安いのですが、その代わり通信速度やデータ容量の点でキャリアより制限が厳しく設けられていることがあります。特に通話の制限が厳しいので、月に電話を長時間、何回もする、という方はキャリアでの契約の方が安くなる場合もあります。
格安スマホは通話の制限がきびしいのね!
長電話をする場合は固定電話で済ませましょう(お家にあればの話ですが)。
格安スマホと言ってもお金はかかるでしょ?どんな費用が発生するの?
スマホなどの携帯電話の支払いには、スマホなどの端末本体の代金と、それとは別に通信料が月々に発生します。
スマホ本体の料金を一括して最初に払い込んでおけば、月々の使用料は通信料だけで済みます。
スマホ本体の価格を分割払いにする場合は、月々の通信使用料のほかに端末本体代が月額で発生します。

スマホによっては型番が古くなった在庫品(型落ち)となったことで本体価格を0円にしているものもあります。極限までスマホ使用料を安くしたいという方には本体価格0円の型落ち品を選ぶことをお勧め致します。
格安スマホを購入する際のキホン知識:SIMカード
格安スマホに乗り換えるためには、スマホに装着されているSIMカードを、格安SIMカードと交換しなければなりません。
このSIMカード、名前だけは聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
SIMカードの名前の由来ですが、subscriber identity moduleもしくはsubscriber identification moduleの頭文字からきています。SIMカードとは、スマートフォンや携帯電話を使って通信するために必要なカードのことです。
SIMカードにはそれぞれに固有のID番号が割り振られていて、それを端末に装着して初めて、各端末が誰のものなのかを特定できるようになります。スマートフォンや携帯電話にとって、SIMカードはいわば身分証明書のようなものです。
SIMカードは新しくスマホを購入したタイミングで初めて装着します。キャリアでスマホを購入する場合、あらかじめSIMカードを装着した状態で店員さんが手渡してくれるので、SIMカードというものを意識することが少ないのです。
キャリアでスマホを購入した場合、SIMカードにはロックがかかっていて、他のMVNO(仮想移動体通信事業者)などの格安SIMカードが使えないように設定されています。格安SIMを利用する際はキャリアにスマホを持ちこんで、SIMロックを解除してもらう必要があります。
格安スマホを購入する際のキホン知識:MNP
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、携帯電話会社を変更するときに今までの電話番号をそのまま引き継いで使うことができるシステムです。
MNPでMVNOに乗り換えるには、MNP予約番号を用意する必要があります。
「MNP予約番号」とは、MNP(他社携帯乗り換え)をするときに必要な「10ケタの番号」。
MNPで新規契約するとき、この「MNP予約番号」の記載を求められます。
もちろん、番号がなければ、キャリア間、もしくはMVNO間での「電話番号引継ぎ」が行えません。
前のキャリアで予約番号の発行手続きをすること、まさにこれがMNPで一番初めにやることなのです。また、予約番号の発行自体に「料金」はかかりませんが、MNPによる携帯乗り換えには「手数料」がかかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。急速に勢いを伸ばしつつある格安スマホの基本知識について執筆してみました。格安スマホの基本知識はこれくらいにして、別記事にておすすめ格安SIMについて書いておりますので、是非併せてそちらもご参照ください。