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以前は結構な酒豪だった父が、最近お酒の量を減らしています。
理由は飲酒が原因で起こる腰痛や五十肩に懲りたからだとか、健康のため、節約のためと色々理由を並べていますが、お酒を控えるのは非常に良いことだと思います。
わたしも二十代前半までは意識がなくなるほど、浴びるように酒を飲んで、馬鹿騒ぎをして、救急車に運ばれて、という非常に恥ずかしい思い出がたくさんあるのですが、精神病に罹って、薬を常用するようになってからは、一切飲まなくなりました。
友人と食事に行く機会も減ったからでしょう、家どころか外ででも滅多にお酒を飲みませんが、たまには友人と楽しい話をしながらゆっくりをお酒を楽しみたいな、とも思います。
さて、父の話に戻しますと、父は禁酒、減酒を頑張っていますが、どうしても我慢できないときもあります。それはわたしが夕飯当番のときです。
私と父の食べ物の好みは見事に一致していて、すべてがお酒に合う料理ばかりを自然と作ってしまいます。
唐揚げとポテトサラダと塩ゆでの枝豆、サバの味噌煮とお味噌汁と青菜のお浸しと厚焼き玉子など、どうもお酒を飲みたくなるチョイスらしく、「今日は飲まないつもりだったのに~」と言いながら日本酒を飲んでいます。
体の老化とともに肝臓も衰えてきているらしく、大量に飲んだお酒を分解できないので、晩酌をした次の日の朝は起きられず、会社を半日休む、ということが結構あります。
あんまり休んでいるとみんなから白い目で見られるから、お酒は本当に控えたほうがいいよ、父よ。
そんなことを思いながらも、今日もわたしはお酒に合う料理ばかり作っています。

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